ペルソナの活用に向けて(2.タッチポイントイノベーション)
毎年、三菱総研ではビジネスパーソンに対して定期的にアンケートを行い、企業経営において重要だと思う項目を尋ねています。その調査で、「コンプライアンス」や「ブランド戦略」を抑えて、依然として「顧客満足」という回答が第1位となっています。
これには2つの理由があると思われます。継続的に顧客を維持する(既存顧客をつなぎとめる)ことがビジネス上重要であること。そして、真の顧客満足を得ることは非常に難しいということです。
【テーマ】 01ペルソナの基礎
ペルソナの活用に向けて(1.本格活用期に入ったペルソナ手法)
手元に2つの雑誌があります。日経ビジネスと日経エレクトロニクスです。たまたま、同じ発売日の1月28日号に、ペルソナに関する記事が出ていました。
日経ビジネスの特集は「株式会社自民党」。自民党内で無党派層を研究する極秘プロジェクトがあって、その無党派層家庭「橋川家」というのがまさにペルソナなのです。
日経エレクトロニクスでは、技術中心からユーザーエクスペリエンスへ という記事で、ソニーが初めてテレビ購買者の実地調査を詳細に行った例や松下電器産業が「Living in High Definition」調査を米国で始めた例などが紹介されていました。ペルソナと大上段に構えずとも、日本企業でもペルソナの活用が緩やかに浸透し始めたことを端的に感じさせる記事群でした。
【テーマ】 01ペルソナの基礎