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  • 高井紳二(同志社大学商学部)
  • 同志社大学商学部教授

ペルソナの「いろんなところ」への活用思案(2.日本的な心とペルソナ)

高井紳二(同志社大学商学部)
2008年07月17日

■「思いやる心」とペルソナ

 日本人にとってペルソナ思考は得意な分野であるといえる。世の中をひっくり返すような発明が、顧客の想像を超えたものを作り上げることであるのに対し、ペルソナの重要な要素であるユーザー志向の原点は、改良や改善にある。この改良や改善こそが日本人の得意とするところだからだ。

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ペルソナの「いろんなところ」への活用思案(1.製品開発の歴史とペルソナの登場)

高井紳二(同志社大学商学部)
2008年07月09日

 このところ、ちょっとしたペルソナブームである。ペルソナ関連の書籍も増えつつあるし、「ペルソナ」という言葉を聞く機会も多くなった。これはアラン・クーパーの提唱したペルソナメソッドが、ウェブの作成だけでなく画面の設計から製品開発、サービスの開発にいたるまで活用範囲を広げ、さらには社内のコミュニケーション方法の展開、そして顧客と名のつくもの全般に応用されるようになったためであり、ペルソナの使い方が結果としての顧客イメージだけから、ペルソナの構築過程を多面的に活用しようという表れでもある。
 この連載では、ペルソナの意義をもう一度考え直すことにより、さらにペルソナの活用範囲を広げたり、ペルソナを精緻化することの可能性を探ってみたいと思う。

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