ペルソナ作ってそれからどうするの?〜ライフスタイルを提案するユーザー中心のデザイン〜(1-3.家政学とテイラー・システム)
前回の「バウハウスとユニバーサル・デザイン」では、誰もが使える「ユニバーサル・デザイン」、使えば生活が便利に豊かになるという「機能主義」という特徴・メッセージをもった近代デザインをバウハウスが牽引し、その方法はいまなおバウハウスの存在を意識しない人びとにも、人間工学、人間中心設計、人間中心のイノベーションという形で影響を与えていることを紹介しました。今回は、そうした多大な影響力をもったバウハウスに当時影響を与えたアメリカの家政学やテイラー・システムについて見ていきます。
【テーマ】02ペルソナの応用
ペルソナ作ってそれからどうするの?〜ライフスタイルを提案するユーザー中心のデザイン〜(1-2. バウハウスとユニバーサル・デザイン)
前回の「近代デザインが描いた未来のライフスタイル」では、自由・平等・博愛の近代主義の流れにのった近代デザインが、旧来の制度に縛られた生活様式から人びとを解放するために、誰もが自由に好きな生活様式を選択できるユニバーサル・デザインを理想として追求したことを紹介しました。ユニバーサルに誰もが使えるデザインを追及することは、ペルソナのようなデザイン手法が前提とする「誰のためのデザインか?」を特定するアプローチとは異なるデザイン哲学をもっています。今回は近代がユニバーサルなデザインを推し進めていく上で実際の原動力の1つとなったバウハウスでの実験的で先鋭的な試みについて見ていくことにしましょう。
【テーマ】02ペルソナの応用
ペルソナ作ってそれからどうするの?〜ライフスタイルを提案するユーザー中心のデザイン〜(1-1.近代デザインが描いた未来のライフスタイル)
前回からはじまった、この連載「ペルソナ作ってそれからどうするの?〜ライフスタイルを提案するユーザー中心のデザイン〜」。今回からはじまる第1章では、連載のテーマとして挙げた2つのうちの1つ目のテーマである「ライフスタイルの提案というデザインの役割」について、これまでのデザインの歴史を顧みつつ考察していきます。まず今回は、19世紀末から20世紀の前半にかけて伝統にとらわれない斬新なデザインで新たな生活様式を提案した近代デザインが何を目指し、具体的に何を行ったのかを概観してみようと思います。
【テーマ】02ペルソナの応用
ペルソナ作ってそれからどうするの?〜ライフスタイルを提案するユーザー中心のデザイン〜(0.はじめに)
はじめまして。株式会社イードで、ユーザビリティ&ユーザーエクスペリエンスに関するリサーチ&コンサルティングを担当している棚橋弘季です。
私事で恐縮ですが、最近、私が朝起きて必ずすることがあります。それは一杯の水を飲むことと一杯の水を梅の木の盆栽にあげることです。この2鉢の盆栽です。
【テーマ】02ペルソナの応用